ダンツタンチョウ（2003年生、母セナリオ）

ダンツタンチョウ（2003年7月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋丹頂鶴」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時18歳）と交配したセナリオが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）スイートファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、スイートファームから「2004年度北海道セレクションセールサラブレッド1歳、2004年度北海道サマーセールサラブレッド1歳」及び「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

3月19日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

12月9日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた5戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

4歳（2007年）

1月2日、中2週で迎えた6戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニシノスカイハイに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

1月8日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月14日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

1月20日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロスオリボスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

2月11日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で新原健伸騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒカリノメガミを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

3月11日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で新原健伸騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で新原健伸騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。