シンゼンスタチュー（2013年生、母ジーエスレインボー）

シンゼンスタチュー（2013年4月6日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスタチューオブリバティ（当時13歳）と交配したジーエスレインボーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社大作ステーブル。主な勝ち鞍は2018年の4歳以上1000万下。

経歴

デビュー前

飯田祐史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

10月18日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランパルファンを上がり3位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（2016年）

1月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下のごぎょう賞（中京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月8日、約8か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に敗れた。

11月12日、中4週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

4歳（2017年）

2月11日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（5戦1勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で太宰啓介騎手（6戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で太宰啓介騎手（7戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のワキノハガクレを半馬身振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

5月13日、中7週で迎えた9戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で太宰啓介騎手（8戦2勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で太宰啓介騎手（9戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のテンモースを半馬身振り切って3勝目を獲得した。

7月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の香嵐渓特別（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で太宰啓介騎手（10戦3勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

10月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の大山崎特別（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で太宰啓介騎手（11戦3勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月2日、中5週で迎えた13戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入った。

5歳（2018年）

1月13日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（12戦3勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

2月3日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（13戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のタマモコーラスをハナ差振り切って制した。

2月17日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の橿原ステークス（京都ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（14戦4勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月17日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上1600万下のなにわステークス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（15戦4勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の陽春ステークス（阪神ダート1200m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（16戦4勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

6歳（2019年）

3月2日、約10か月半の休み明けで迎えた19戦目は、4歳以上1600万下の播磨ステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（17戦4勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上1600万下のなにわステークス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で太宰啓介騎手（18戦4勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4月13日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の陽春ステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で太宰啓介騎手（19戦4勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

6月4日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた22戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、’19メトロポリタンジューンカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず13着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた23戦目は、ジュライ賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた24戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、アフター5スター賞トライアル（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた25戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、オーガスト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月19日、中2週で迎えた26戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、マイルグランプリトライアル（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた27戦目は、東京光の大祭典賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた28戦目は、リーブラ賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で瀬川将輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

11月12日、中3週で迎えた29戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、豊かな心、地に緑えどがわ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた30戦目は、冬霞賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

7歳（2020年）

5月1日、約5か月の休み明けで迎えた31戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、緑風賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた32戦目は、テツノカチドキ賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

6月24日、中4週で迎えた33戦目は、楽天競馬でポイントガッチリ賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた34戦目は、日刊スポーツ賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川駿介騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた35戦目は、サマービーチ賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡村健司騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

2020年7月31日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。