クインビーナス（1985年生、母ハードアサヒ）

Queen Venus

1985.04.07

クインビーナス（1985年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデイクタス（当時18歳）と交配したハードアサヒが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

4月23日、デビュー戦は関野弘行騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は432kg。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関野弘行騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた3戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のトーアエスペランサに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月16日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下の栗駒山特別（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

12月4日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

4歳（1989年）

1月15日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は寺島祐治騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

3月5日、中6週で迎えた9戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の鳳来寺山特別（中京芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下の庄内川特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。