エリカマユーリ（2022年生、母Brave Anna）

Erika Mayuri

2022.02.23

エリカマユーリ（2022年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名愛称」。毛色は鹿毛。種牡馬のQuality Road（当時16歳）と交配したBrave Annaが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月5日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、伸びてきたロンドボス決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

11月2日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったエストゥペンダにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた3戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したソーダーンライトを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3歳（2025年）

3月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエイプリルインパリに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月5日、中2週で迎えた5戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のレイアポポに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月15日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマクミランテソーロを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って休養明けの一戦を制した。