ネオギャラクシー（2007年生、母マイアドレス）

ネオギャラクシー（2007年3月28日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「新しい銀河」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時7歳）と交配したマイアドレスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日田牧場。戦績は、中央平地17戦3勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2010年の岩国特別(1000万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、日田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、日田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤守によって997.5万円で落札された。

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

5月15日、デビュー戦は中村将之騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のタカミツボードに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下の恵山特別（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

8月1日、連闘で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったヘリオスシチーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

10月2日、中8週で迎えた6戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジャングルストーンを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

10月9日、連闘で迎えた7戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

10月31日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

12月5日、中4週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の岩国特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は古川吉洋騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のキラウエアをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。

4歳（2011年）

4月16日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の桜島ステークス（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（5戦2勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

4月30日、中1週で迎えた11戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の桃山ステークス（京都ダート1900m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず15着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1600万下の上賀茂ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は中村将之騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

6月25日、中5週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の竜飛崎特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

5歳（2012年）

6月17日、約12か月の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の津軽海峡特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（7戦2勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

7月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の駒場特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

7月21日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のオホーツクハンデキャップ（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（9戦2勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた17戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の西日本スポーツ杯（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

10月3日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、トルマリンオープン（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。