エルウェーキラリ（1998年生、母エルウェークッキー）

エルウェーキラリ（1998年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時11歳）と交配したエルウェークッキーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）チェスナットファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方25戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上C3。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月27日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤哲三騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤哲三騎手（6戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

7月18日、中5週で迎えた8戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシキゴールデンに約14馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートランランに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月28日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルモンジューに半馬身の差をつけて3勝目をマークした。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスペシャルアートに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平松徳彦騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフィメールハンターから1馬身半差の2着に敗北した。

11月28日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平松徳彦騎手（5戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平松徳彦騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で平松徳彦騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2002年）

1月17日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で平松徳彦騎手（8戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で平松徳彦騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークプレストから約10馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（姫路ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月14日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（10戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月4日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

4月17日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（12戦4勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルシェーバーを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

6月4日、中1週で迎えた25戦目は、丹波さんなん漢方の里特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（13戦4勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた26戦目は、リフレッシュパーク市川特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（14戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた27戦目は、川西源氏特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は西川進也騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた28戦目は、いずしお城まつり特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川進也騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西川進也騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。