ケノマイダーリン（1988年生、母マヤノダーリン）

ケノマイダーリン（1988年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時14歳）と交配したマヤノダーリンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は加藤牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着3回、地方19戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

3月17日、デビュー戦は津留千彰騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は418kg。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたノールッキンバック決め手に屈してハナ差の2着となった。

4月7日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で津留千彰騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた4戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい12着に敗れた。

6月15日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったゲイリーダグラスをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

7月21日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、勝ったブレヴェストクレンに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤暢康騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のコニストラクターを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月9日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（1992年）

1月14日、中4週で迎えた10戦目は、一般（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月13日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた14戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 雨/重）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般（盛岡ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月20日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた17戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた19戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（7戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月25日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた22戦目は、一般（盛岡ダート1420m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正彦騎手（10戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正彦騎手（11戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺正彦騎手（12戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた25戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺正彦騎手（13戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた26戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺正彦騎手（14戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1993年）

1月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺正彦騎手（15戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。