マルエーファースト（1990年生、母サキタホマレ）

マルエーファースト（1990年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のイレブンオーザ（当時14歳）と交配したサキタホマレが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中橋清。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1992年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

8月29日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田隆行騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で安田隆行騎手（5戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた7戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のロマンシングヤードをアタマ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月19日、中1週で迎えた8戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

3歳（1993年）

1月6日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は安田隆行騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。