テイエムスペシャル（2001年生、母コウベッコ）

テイエムスペシャル（2001年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時6歳）と交配したコウベッコが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害3戦0勝、地方13戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の一般C8。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

10月4日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた4戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。17頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい17着に終わった。

3歳（2004年）

7月17日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は角田晃一騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（5戦0勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

10月16日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は村山明騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた11戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラハンニバルから約15馬身差の2着となった。

4歳（2005年）

1月26日、中3週で迎えた12戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のロードプラネットに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーラキングソーサからアタマ差の2着に甘んじた。

4月12日、中8週で迎えた14戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた15戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月18日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマンテンコンコルドに6馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

6月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井浩和騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったムーサイレンスから半馬身差の2着に敗北した。

6月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井浩和騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトシヒデハレスガタから1馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた19戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムマンボから3馬身差の2着となった。

7月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイシヤクカイザーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月24日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた23戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（11戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。