シヨノスペシャル（1989年生、母ヒデアズサ）

シヨノスペシャル（1989年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のターゴワイス（当時19歳）と交配したヒデアズサが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）庄野牧場。戦績は、中央平地22戦2勝2着4回、地方19戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

11月2日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は484kg。17頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず17着に終わった。

3歳（1992年）

2月8日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた5戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月5日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

5月31日、中7週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のイブキマイオーギを半馬身振り切って初白星を挙げた。

6月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トーアファジーに交わされて2馬身半差の2着となった。

7月11日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったサンヨウトルネードに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の指宿特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月6日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石橋守騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

4歳（1993年）

3月21日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石橋守騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のウォーターラインに2馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

4月17日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石橋守騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

6月27日、中9週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で石橋守騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で石橋守騎手（10戦2勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

12月12日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったミユキマツカゼに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月19日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

5歳（1994年）

1月6日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚に勢いがなく16着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた19戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、グランドヘイセイに半馬身交わされて2着となった。

1月30日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（11戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（12戦2勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

8月8日、約5か月の休養明けで迎えた23戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、葉月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた24戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、葉月特別（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた26戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、長月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般A3（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた28戦目は、神無月特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月15日、中1週で迎えた30戦目は、霜月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山中初騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1995年）

4月24日、約5か月の休養明けで迎えた32戦目は、卯月特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は山中初騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた33戦目は、皐月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた34戦目は、皐月特別（上山ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山中初騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた35戦目は、一般A2（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた36戦目は、水無月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールセイフから3/4馬身差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた37戦目は、水無月特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた38戦目は、文月特別（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（8戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた39戦目は、文月特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（9戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた40戦目は、葉月特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた41戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（11戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。