メイショウタクミ（2006年生、母マイヴィヴィアン）

メイショウタクミ（2006年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋匠」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時7歳）と交配したマイヴィヴィアンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。戦績は、中央平地17戦1勝、中央障害9戦1勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

雑賀正光厩舎（高知）へ入厩。

4歳（2010年）

1月1日、デビュー戦は西川敏弘騎手を鞍上に据えて、門松特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のグランプリセイハに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月9日、連闘で迎えた2戦目は、優花4歳お誕生日特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロックスビスティーに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手に欠いて18着に終わった。

6月20日、中3週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた4戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

9月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではいいところがなく16着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた8戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

5歳（2011年）

5月22日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた10戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の真野湾特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート2000m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマサシをクビ差振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

10月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた14戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1900m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の赤穂特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

6歳（2012年）

1月28日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

6月9日、約4か月半の休養明けで迎えた18戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の三田特別（阪神芝2200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

7月14日、中4週で迎えた19戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の御嶽特別（中京ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

8月19日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で中村将之騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた23戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月4日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた25戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7歳（2013年）

3月2日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は中村将之騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモオンゾウシに半馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

3月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中4週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は森一馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。