サルサロマンティカ（2020年生、母サルサドゥーラ）

サルサロマンティカ（2020年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のMind Your Biscuits（当時7歳）と交配したサルサドゥーラが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2023年のひと、つながる。墨田区賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、追分ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会チャンピオンズファームによって1,100万円で落札された。

松浦裕之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2022年）

8月14日、デビュー戦は吉井章騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

11月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

3歳（2023年）

3月28日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の91.5万円以下（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の94.6万円以下（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井章騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた7戦目は、後藤蒼二朗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で後藤蒼二朗騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

9月4日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のひと、つながる。墨田区賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチバリヨーに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の161.0万円以上（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4歳（2024年）

3月18日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般C2十七十八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（6戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

4月8日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた13戦目は、C2十六十七（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十三十四十五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（8戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。