モズミヤビ（2020年生、母グランプリエンゼル）

モズミヤビ（2020年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+雅」。毛色は栗毛。種牡馬のマクフィ（当時13歳）と交配したグランプリエンゼルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は上村清志。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C3。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

5月6日、デビュー戦は古川奈穂騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は444kg。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

7月2日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず11着に敗れた。

8月20日、中6週で迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月13日、中7週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた5戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

11月2日、中2週で迎えた6戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のシンゼンイトサンをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2024年）

1月18日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。