ワイルドアロー（1996年生、母アーリントンシチー）

Wild Arrow

1996.04.29

ワイルドアロー（1996年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリズム（当時9歳）と交配したアーリントンシチーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）見上牧場。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、見上牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって745.5万円で落札された。

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

7月19日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

8月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた3戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3歳（1999年）

2月6日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

2月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

6月19日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。