アマミユウキ（1984年生、母スイカイリユウ）

アマミユウキ（1984年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のイチライジン（当時14歳）と交配したスイカイリユウが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は小野重雄。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1986年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

7月13日、デビュー戦は関野弘行騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は430kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1100m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で関野弘行騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた3戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1100m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1100m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、グンザンキャップに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

9月13日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、苛烈なペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

9月27日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は関野弘行騎手（2戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメッサーライナーに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月9日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、アラ系3歳300万下（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関野弘行騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

3歳（1987年）

4月10日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。