フジコマンド（2004年生、母アサカディスコ）

フジコマンド（2004年5月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋駆使する、指令」。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時12歳）と交配したアサカディスコが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐藤静子。戦績は、中央平地3戦0勝、地方9戦0勝。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

1月13日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた2戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

7月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 雨/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

8月25日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

9月8日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた5戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C3三（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3十（盛岡ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた8戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3九（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3八九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた12戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。