サニークリス（2009年生、母セキサンジョオウ）

サニークリス（2009年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「太陽の＋父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のクリストワイニング（当時12歳）と交配したセキサンジョオウが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は笹島政信。戦績は、地方44戦12勝2着7回。主な勝ち鞍は2013年のよもぎ菊特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

原口次夫厩舎（名古屋）へ入厩。

4歳（2013年）

4月1日、デビュー戦は今井貴大騎手を鞍上に据えて、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

4月15日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコインラブを自慢の末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

5月6日、中2週で迎えた3戦目は、稲垣舞誕生記念杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のビービーチェンジに2馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月22日、中1週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、マヤノフォルゴーレに半馬身交わされて2着となった。

6月5日、中1週で迎えた5戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィアフェラータに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るチェリムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月3日、中1週で迎えた7戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったケイブキューブに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた8戦目は、結乃音ちゃん誕生1歳記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（6戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヒラボクボスに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月18日、中8週で迎えた9戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（7戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のホウライコロナに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月4日、中1週で迎えた10戦目は、野牡丹特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（8戦6勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で今井貴大騎手（9戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーホウビートを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月1日、中1週で迎えた12戦目は、ふじのくに黄菊特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今井貴大騎手（10戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のホウライセールをクビ差振り切って8勝目を収める

11月15日、中1週で迎えた13戦目は、よもぎ菊特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で今井貴大騎手（11戦8勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るラプティウルスを次元の違う末脚で半馬身差し切って9勝目を手にした。

11月28日、中1週で迎えた14戦目は、鷹匠賞（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で今井貴大騎手（12戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた15戦目は、ストーブ賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で今井貴大騎手（13戦9勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったアギャントに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月25日、中2週で迎えた16戦目は、クリスマス賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で今井貴大騎手（14戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

5歳（2014年）

1月16日、中2週で迎えた17戦目は、寒造賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で今井貴大騎手（15戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた18戦目は、ヤブコウジ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で今井貴大騎手（16戦9勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた19戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、鶯賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月4日、中5週で迎えた20戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（17戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（18戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、カネトシロバストに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた22戦目は、幸せの四つ葉賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（19戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったライブリヘイローに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中2週で迎えた23戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（20戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したケイブキューブを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

6月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（21戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のラブアロウに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月12日、連闘で迎えた25戦目は、クロダイ賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（22戦10勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のストロンボリに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月9日、中3週で迎えた26戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で今井貴大騎手（23戦11勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、カネトシロバストにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月23日、中1週で迎えた27戦目は、びんつけ油賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今井貴大騎手（24戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダイヤモンドタクトに2馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

8月6日、中1週で迎えた28戦目は、スルースキルズ即日完売達成記念（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で今井貴大騎手（25戦12勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

9月3日、中3週で迎えた29戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、金シャチけいばNAGOYAジョッキーカップ（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた30戦目は、八木直也騎手を鞍上に迎えて、丞駕1歳&パパママ結婚7周年（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた31戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、神無月特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた32戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、京都畜産特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた33戦目は、西脇市日本のへそ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高畑皓一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた34戦目は、近江しゃも特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高畑皓一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた35戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は高畑皓一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

6歳（2015年）

1月14日、中1週で迎えた37戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は高畑皓一騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた40戦目は、きいちご賞（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高畑皓一騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

4月16日、中4週で迎えた41戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高畑皓一騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた42戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高畑皓一騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高畑皓一騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高畑皓一騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。