マルブツコマンダー（2002年生、母マルブツロンリー）

マルブツコマンダー（2002年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時12歳）と交配したマルブツロンリーが19歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は堤牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

7月4日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月9日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 雨/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず最後はテイエムタイセイと並んで5着同着となった。

3歳（2005年）

4月10日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた5戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鉢伏山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず12着に敗れた。

4歳（2006年）

2月8日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上D5三（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。