イリジスティブルジュエル（1999年生、母In Anticipation）

イリジスティブルジュエル（1999年5月3日）は、アイルランドで生まれた競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデインヒル（当時13歳）と交配したIn Anticipationが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外8戦3勝。2002年のオペラ賞(仏・牝G1)で2着に入った他、2002年のリブルスデイルステークス(英・牝G2)に勝利するなど、重賞2勝を挙げた。

経歴

2歳（2001年）

9月8日、P.スマレン騎手を鞍上に据えて、12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2002年）

5月6日、鞍上は2戦連続でP.スマレン騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月3日、鞍上は3戦連続でP.スマレン騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のMadame Ceritoに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月20日、牝馬限定3歳G2のリブルスデイルステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続でP.スマレン騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のShadow Dancingに3/4馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

7月14日、牝馬限定3歳G1のアイリッシュオークス（アイルランド・カラ芝2414m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続でP.スマレン騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月21日、牝馬限定G1のヨークシャーオークス（イギリス・ヨーク芝2391m）に出走。鞍上は6戦連続でP.スマレン騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、牝馬限定G3のブランドフォードテークス（アイルランド・カラ芝2012m）に出走。鞍上は7戦連続でP.スマレン騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のChoristに半馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルをつかんだ。

10月6日、牝馬限定G1のオペラ賞（フランス・ロンシャン芝2000m）に出走。鞍上は8戦連続でP.スマレン騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライトスカイから4馬身差の2着となった。

11月24日、G1のジャパンカップ（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続でP.スマレン騎手（8戦3勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。