メイショウカネミツ（2013年生、母フラワーキャット）

メイショウカネミツ（2013年1月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋金光備前より」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時10歳）と交配したフラワーキャットが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）太陽牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害1戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年のめっそ特別(一般C3 11)。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

2月7日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた2戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

4月10日、中6週で迎えた3戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

5月22日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい13着に終わった。

8月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き14着に終わった。

10月16日、中4週で迎えた7戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレジェンダリーに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、めっそ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のノーブルサイレンスに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月12日、中1週で迎えた9戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、サンマルボスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2017年）

2月25日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。