ソルレース（2021年生、母ニードルクラフト）

ソルレース（2021年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「レース編みのパターンの一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時18歳）と交配したニードルクラフトが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中博康厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月14日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月3日、中6週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

12月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、ゴヴェルナーレリコに半馬身交わされて2着となった。

3歳（2024年）

1月20日、中2週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ガジュノリに3/4馬身交わされて2着となった。

5月11日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、ミッドナイトラスタに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったララマセラシオンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中5週で迎えた7戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の気力で渋太く粘り続けて、最後は2着のアムールリーベを半馬身振り切って初白星を挙げた。

8月4日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヒラボクミニー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。