コートオブアームズ（2012年生、母アーマイン）

コートオブアームズ（2012年1月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「紋章」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時10歳）と交配したアーマインが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地21戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額7,000万円（14万×500口）で一口馬主が募集された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

3月14日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に敗れた。

5月16日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のヒアカムズザサンに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

5月30日、中1週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の恵山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月12日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の長良川特別（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

4歳（2016年）

1月31日、中6週で迎えた8戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では稲妻のようなを披露し、3着に入り込んだ。

2月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルプレッジに1馬身1/4の差をつけて2勝目をマークした。

3月5日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1000万下の千里山特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

7月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上500万下の茶臼山高原特別（中京芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中谷雄太騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の渥美特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中谷雄太騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

8月13日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月15日、中8週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた15戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の岩船特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたデバイスドライバー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

11月19日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の高湯温泉特別（福島芝2000m 小雨/重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

5歳（2017年）

1月29日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の金山特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた18戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の小倉城特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた19戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月14日、中8週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のレッドアルカナを3/4馬身振り切って制した。

7月2日、中6週で迎えた21戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の木曽川特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。