マイネルジョルノ（2000年生、母オハヨウ）

マイネルジョルノ（2000年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋日中・日光（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時8歳）と交配したオハヨウが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内酒井牧場。戦績は、中央平地24戦0勝2着4回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2003年のツインドリーム特別。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,500万円（15万×100口）で一口馬主が募集された。

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

7月21日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は518kg。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

8月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したウインドヴェインを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

11月9日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で土谷智紀騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた6戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

12月15日、中2週で迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したタイキヴァンベールを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

3歳（2003年）

1月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったウインバトルにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

2月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマジックインゴールを自慢の末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

3月8日、中2週で迎えた12戦目は、3歳500万下の黄梅賞（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

3月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳500万下の山桜賞（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた14戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

10月25日、約6か月半の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（7戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた16戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ケイアイフレンチにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月29日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月27日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2004年）

2月8日、中5週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（8戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は土谷智紀騎手（8戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

4月10日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（9戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4月24日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（10戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の紫雲寺特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（11戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6月20日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で土谷智紀騎手（12戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

7月18日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた25戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で土谷智紀騎手（13戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。