サンバコウベ（1998年生、母コウベッコ）

経歴

デビュー前

2歳（2000年）

11月5日、デビュー戦は宝来城多郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

11月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったアルテラボーロに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

3歳（2001年）

2月3日、中6週で迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、セイクサクラコに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

2月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、エイシンフジサンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、ニシノアルテミスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月17日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月28日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川吉洋騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川吉洋騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったプリマグロリアに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川吉洋騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月8日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で古川吉洋騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古川吉洋騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

9月1日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた14戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

9月29日、中3週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた15戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた16戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。