アメイジングアイル（2019年生、母タイキエイワン）

アメイジングアイル（2019年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「素晴らしい島。父名、母名より連想。父、母を超える活躍を願って」。毛色は青鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時8歳）と交配したタイキエイワンが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は有限会社ビクトリーホースランチ。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額800万円（2万×400口）で一口馬主が募集された。

和田勇介厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

9月19日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は402kg。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

11月13日、中7週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたサーマルウインド決め手に屈して半馬身差の2着となった。

12月11日、中3週で迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

3歳（2022年）

3月19日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

5月22日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

8月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

8月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

2022年8月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月28日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、サロマ大収穫祭特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったスノーホルンロードに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた9戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別3（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額800万円（2万×400口）で一口馬主が募集された。

佐々木国明厩舎（北海道）へ入厩。

11月8日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、ゼラニウム特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は406kg。11頭立ての7番ゲートからスタート。競走除外となった。