カイテキプレスト（2002年生、母タガノミラクル）

Kaiteki Presto

2002.04.11

カイテキプレスト（2002年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のミシル（当時14歳）と交配したタガノミラクルが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、地方14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般C3五ア。

経歴

デビュー前

栗田裕光厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2005年）

4月8日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

10月28日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4歳（2006年）

1月11日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

2月14日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったビーンフラワーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月4日、中6週で迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C3九イ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るレインボーサバイブを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月3日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るレッドベリーズを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

6月20日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1400m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

11月28日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた13戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（8戦1勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

12月27日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3六（大井ダート1500m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。