ナイストライバル（1997年生、母ヒトミセンプウ）

ナイストライバル（1997年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時20歳）と交配したヒトミセンプウが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡幕別町、生産者は（有）掛川牧場。戦績は、地方21戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、掛川牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

中野博厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1999年）

7月3日、デビュー戦は三小田幸人騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は399kg。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオリオンザテンザンを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

8月14日、中5週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフアインヒリユウを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

8月30日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で三小田幸人騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で三小田幸人騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、安楽成秀騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2000年）

4月23日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安楽成秀騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安楽成秀騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月11日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で安楽成秀騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

7月8日、中3週で迎えた12戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミサワローレルに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

8月5日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

11月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた16戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

4歳（2001年）

1月2日、中1週で迎えた19戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

1月20日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。