メイトウハピネス（1986年生、母ホウヨウアロー）

Meito Happiness

1986.04.25

メイトウハピネス（1986年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスポーツキー（当時14歳）と交配したホウヨウアローが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着6回。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

9月10日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

10月1日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったテンザンロッチに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

10月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増井裕騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったセイザンエースに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳400万下の3歳抽せん馬特別（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で増井裕騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったミスジュニヤスに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は7戦連続で増井裕騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したビワリーダーを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1989年）

1月13日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で増井裕騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホーマンセイコーにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月5日、中2週で迎えた9戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた10戦目は、4歳400万下の4歳抽せん馬特別（阪神芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は増井裕騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（9戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4月23日、中5週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（10戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったホウヨウファイナルに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1600m 外回り 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（11戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に敗れた。