エヌテイアロー（1995年生、母エスプリアロー）

経歴

デビュー前

2歳のとき、谷岡牧場から「両国市場サラブレッド3歳」に上場され、主取によって円で落札された。

物井榮厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1998年）

3月12日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は443kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、サンエイビクトリアにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6月4日、中8週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカガノゴジラに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

4歳（1999年）

2月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（8戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂井英光騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で坂井英光騎手（10戦1勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂井英光騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月7日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2八九十（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、勝ったジャストエンプレスにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月25日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2八九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（14戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ウメノビクトリーに交わされて2馬身差の2着となった。

8月15日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（15戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエンゼルジョオーを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

9月9日、中3週で迎えた19戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、グッドフレンドジョッキー（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた20戦目は、江戸川区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（16戦2勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したオルトカナチャンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

10月26日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（17戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（18戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1六七八（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（19戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1五六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（20戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

5歳（2000年）

8月18日、約8か月半の休養明けで迎えた25戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた28戦目は、初雁特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

10月4日、連闘で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月25日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた30戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた33戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大友勝利騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。