フラクシヌス（2011年生、母アッシュケーク）

フラクシヌス（2011年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「トネリコの学名より。母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のフサイチリシャール（当時8歳）と交配したアッシュケークが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大狩部牧場。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

2月1日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

5月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

6月8日、中3週で迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のポッドジョーカーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

6月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。