キングラバンドール（1997年生、母テツノラバンドール）

1997.03.20

キングラバンドール（1997年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のヤタノキング（当時11歳）と交配したテツノラバンドールが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道上川郡清水町、生産者は中村 司。戦績は、地方7戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、競勝牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

手島勝利厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2000年）

4月8日、デビュー戦は井上悦児騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は418kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイヤモンドルビーに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月30日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイヤモンドルビーに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月27日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で井上悦児騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で井上悦児騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタマノチカラに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

7月7日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上悦児騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツマカゼボーイに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月23日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上悦児騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた7戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したルビーノヒミツを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。