パララヴィクトリア（2020年生、母アスタラビクトリア）

パララヴィクトリア（2020年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「勝利のために(西)。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のドレフォン（当時7歳）と交配したアスタラビクトリアが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハクレイファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

4月16日、デビュー戦は今村聖奈騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は444kg。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

6月17日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は今村聖奈騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

8月6日、中6週で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

2023年8月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月21日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したハイグッドシャインにアタマ差届かず2着に惜敗した。

10月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナリタシンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホウショウマーニに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

12月23日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

4歳（2024年）

3月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

2023年8月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。