リーティアコナル（2022年生、母Fahan Mura）

Ri Thir Chonaill

2022.04.05

リーティアコナル（2022年4月5日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「王(ゲール語)+アイルランドの昔の王国。競馬界の王になって欲しい」。毛色は鹿毛。種牡馬のKingman（当時11歳）と交配したFahan Muraが9歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月21日、デビュー戦はR.ムーア騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。17頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

3歳（2025年）

2月2日、中5週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したグレートシールにクビ差届かず2着となった。

3月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小崎綾也騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

5月25日、中7週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小崎綾也騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小崎綾也騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小崎綾也騎手（5戦0勝）。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

8月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小崎綾也騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小崎綾也騎手（7戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリビングストンを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。