ダブルスチール（2022年生、母ナイトオブスターズ）

Double Steal

2022.02.11

ダブルスチール（2022年2月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「同時に盗塁すること」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時10歳）と交配したナイトオブスターズが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は絵笛牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳C2四。

経歴

デビュー前

1歳のとき、絵笛牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月28日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は406kg。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

3歳（2025年）

2月9日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた4戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

5月18日、中9週で迎えた5戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた6戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。17頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

7月1日、中4週で迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のグロリアスアスペンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月13日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のリュウノヒナギクに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

8月4日、中2週で迎えた9戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の楽天競馬×楽天モバイル賞（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた12戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた13戦目は、ジニア賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた14戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

11月30日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。