ユウユウ（2012年生、母レディアマポーラ）

ユウユウ（2012年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「馬主名より」。毛色は栗毛。種牡馬のロードアルティマ（当時12歳）と交配したレディアマポーラが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方28戦1勝2着2回。2017年のキンシャサノキセキ・プレミアム(一般)で2着に入った他、2017年のヒダカソウカップ(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

8月9日、デビュー戦はM.エスポジート騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月13日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったメジャーフォルムに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

12月21日、中6週で迎えた6戦目は、G.ブノワ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

3歳（2015年）

1月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

3月14日、中7週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアンジェリーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月19日、中1週で迎えた10戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

9月6日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月15日、中9週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は伴啓太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

12月24日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、ウインターテール賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4歳（2016年）

1月13日、中2週で迎えた14戦目は、春駒賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

1月21日、連闘で迎えた15戦目は、ハンデ戦の初鷹スプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた16戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、フェブラリー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた17戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、白梅賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では閃光の如き末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた18戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、春疾風賞（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた19戦目は、ダイアモンド賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた20戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、デネボラ賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた21戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、ダイアモンドターン賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月8日、中2週で迎えた22戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ水無月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のニシノラピートをクビ差振り切って2勝目を奪取した。

9月23日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、爽秋賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた24戦目は、10月10日銭湯の日記念（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた25戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、すみだ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルルークスを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中2週で迎えた26戦目は、リゲル賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた27戦目は、プロキオン賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

12月31日、中3週で迎えた28戦目は、おおとり賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

5歳（2017年）

1月27日、中3週で迎えた29戦目は、ニューイヤー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた30戦目は、うぐいす賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田昂騎手（5戦0勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定戦の沈丁花特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田昂騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月25日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた32戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、ジャスタウェイ・プレミアム（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた33戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、キンシャサノキセキ・プレミアム（門別ダート1200m 雨/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイショウノーベルに半馬身届かず2着となった。

5月24日、中1週で迎えた34戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、地獄の谷の鬼花火特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた35戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた36戦目は、牝馬限定地方重賞のヒダカソウカップ（門別ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は石川倭騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月20日、中3週で迎えた37戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた38戦目は、競馬ほのぼの観戦ツアー特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた39戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた40戦目は、地方重賞の旭岳賞（門別ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。