ザバトルメイトル（2006年生、母バトルメイトリーズ）

ザバトルメイトル（2006年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋支配者、第１位、主位の、優れた（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時14歳）と交配したバトルメイトリーズが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害5戦1勝、地方11戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

6月14日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

8月15日、中5週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた4戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた5戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月5日、中0週で迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の祝!信男&千佳ご結婚記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のスプリングモナに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月9日、中0週で迎えた8戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、陽希が祝う昇吾誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、エイシンプリズムに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた10戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月18日、中2週で迎えた11戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、量栄様婚活記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったドミネーションに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月8日、中2週で迎えた12戦目は、梅酒のぱかぱか杯（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエーシンファステムに1馬身半の差をつけて優勝

2月25日、中1週で迎えた13戦目は、桃花特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた14戦目は、祝!裕一・里奈結婚記念（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のビクトリーレディーに2馬身の差をつけて制した。

4月18日、中5週で迎えた15戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた16戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

7月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

9月11日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のリーチマイドリームに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月26日、中1週で迎えた19戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中山障害芝3210m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月28日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた21戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。