グリューネベルグ（2022年生、母グリューネヴォッヘ）

Grune Berg

2022.02.25

グリューネベルグ（2022年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「緑の山(独)」。毛色は鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時19歳）と交配したグリューネヴォッヘが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は新冠橋本牧場。

経歴

デビュー前

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月14日、デビュー戦はA.シュタルケ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3歳（2025年）

1月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったピッツァナポリに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月8日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

5月18日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月19日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサマー特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

11月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、メイショウカジボウにハナ差交わされて2着に甘んじた。

12月4日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヨドギミに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。