モズダイキチ（2014年生、母ナチュラルブリッジ）

モズダイキチ（2014年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大吉」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトランセンド（当時8歳）と交配したナチュラルブリッジが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は目黒牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

3月26日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったグッドラックサマーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4月30日、中1週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、勝ったレッドゼノンにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

5月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブルベアジュラフにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月18日、中3週で迎えた5戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のコールアングレをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2018年）

4月1日、約9か月半の休養明けで迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。