ファーストフォルテ（2021年生、母リッカ）

First Forte

2021.04.02

ファーストフォルテ（2021年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のフリオーソ（当時17歳）と交配したリッカが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は広富牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

蛯名雄太厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

10月29日、デビュー戦は藤本現暉騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアミーコアイドルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のしながわデー開催賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。

12月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

3歳（2024年）

4月12日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月13日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤本現暉騎手（7戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクイーンマートルに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

10月3日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤本現暉騎手（8戦2勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

11月5日、中4週で迎えた10戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で藤本現暉騎手（9戦2勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。