リコースパロー（2022年生、母リコーデリンジャー）

リコースパロー（2022年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時19歳）と交配したリコーデリンジャーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はリコーファーム。2024年のサンライズカップに勝利した他、2024年のブリーダーズゴールドジュニアカップを制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川島洋人厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2024年）

5月8日、デビュー戦は落合玄太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマキシマムドライブに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月9日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ1（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサウンドバッハを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

8月22日、中5週で迎えた3戦目は、2歳オープンのブリーダーズゴールドジュニアカップ（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のソルジャーフィルドに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月2日、中5週で迎えた4戦目は、2歳オープンのサンライズカップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のソルジャーフィルドに1馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

11月4日、中4週で迎えた5戦目は、2歳Jpn3のJBC2歳優駿（門別ダート1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（4戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。