コスモストラテジー（2003年生、母Success Etoile）

コスモストラテジー（2003年9月17日）は、ニュージーランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋戦略」。毛色は栗毛。種牡馬のDeputy Governor（当時19歳）と交配したSuccess Etoileが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方29戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の一般C20。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

2月25日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は416kg。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた3戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。17頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

4歳（2007年）

3月6日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上D8三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレイクエスパーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中1週で迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D8一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安原勝久騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安原勝久騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したギンザシャネルを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D4三（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安原勝久騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D3四（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安原勝久騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず3着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（9戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に敗れた。

9月20日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上D7一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（10戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた19戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のファーリアフォリーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

11月9日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた21戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったコウメイグリーンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月28日、中2週で迎えた22戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた23戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた24戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた25戦目は、地方競馬こそスピード指数だ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5歳（2008年）

1月11日、中1週で迎えた26戦目は、山田順一騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

1月30日、連闘で迎えた28戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山田順一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着を確保した。

3月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田順一騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3月19日、連闘で迎えた32戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた33戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。