タニノアローラ（1992年生、母マイリンドウ）

タニノアローラ（1992年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時8歳）と交配したマイリンドウが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は春木ファーム。戦績は、地方26戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は1994年のフラワーカップ。

経歴

デビュー前

黒川武厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1994年）

5月16日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（岩見沢ダート900m 雨/重）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアイホーマーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナエボヨシゼンに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月29日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のフラワーカップ（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスリレハンメルに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月14日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハカタヤマガサから1馬身半差の2着に敗北した。

8月11日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のゴールドトロフィー（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉津代士騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアイホーマーから半馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中5週で迎えた7戦目は、2歳戦のアラブ3才争覇（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉津代士騎手（6戦3勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月19日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の銀杏特別（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハカタヤマガサから1馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、2歳戦のジュニアチャンピオン（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（1995年）

4月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、久保千秋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の陽春特別（岩見沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサダノチャンピオンから半馬身差の2着となった。

4月27日、中0週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、3歳戦のミルクランド特別（岩見沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保千秋騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の若葉特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保千秋騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた13戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の北海盃（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月1日、中9週で迎えた14戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、北斗七星特別（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（1996年）

5月9日、約9か月半の休養明けで迎えた15戦目は、福寿草特別（岩見沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンダストに5馬身の差をつけて久々の実戦を物にした。

5月29日、中2週で迎えた16戦目は、栗山特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（8戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた17戦目は、ヒュドラ特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（9戦4勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた18戦目は、宵の明星特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（10戦4勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月8日、中3週で迎えた19戦目は、村上正和騎手を鞍上に迎えて、天の川特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のコイジガワに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月22日、中1週で迎えた20戦目は、ディオスクロイ特別（旭川ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（11戦4勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のショウエイヤングをハナ差制して6勝目を手中に収めた。

9月5日、中1週で迎えた21戦目は、アルゲディ特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村上正和騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた22戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、黄菊賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月29日、中5週で迎えた23戦目は、十勝農協連特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（12戦5勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったリッシンからクビ差の2着となった。

5歳（1997年）

4月22日、約6か月の休養明けで迎えた24戦目は、ゆきやなぎ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた25戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、水芭蕉特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた26戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、朝里川特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。