ザトウザイ（1995年生、母アラブトウザイ）

ザトウザイ（1995年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のキタサンブルー（当時11歳）と交配したアラブトウザイが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）本間牧場。戦績は、地方19戦5勝2着2回。1999年のたかす米ふっくら美人特別(アラ系一般A)に勝利した他、1999年の白鳥座特別(アラ系一般A)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

黒川武厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1997年）

6月10日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスケイショウに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月10日、中3週で迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた3戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のゴールドトロフィー（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンガッツに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

9月10日、中3週で迎えた4戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーエチャンピオンから1馬身半差の2着に敗北した。

10月23日、中5週で迎えた5戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のジュニアチャンピオン（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦のさざんか特別（岩見沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1998年）

7月9日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの生田原町ちゃちゃワールド特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた8戦目は、3歳オープンのアラブ優駿（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦でオープンのマゼラン特別（旭川ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1999年）

4月29日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた10戦目は、石楠花特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシュナイザーに2馬身半の差をつけて休養明け初戦を制した。

5月20日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデ戦でオープンのトワイライト特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月17日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、フェクダ特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のコバツーペガサスをアタマ差制して4勝目を掴み取った。

7月15日、中3週で迎えた13戦目は、たかす米ふっくら美人特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（4戦2勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアイホーマーに2馬身半の差をつけて制した。

7月29日、中1週で迎えた14戦目は、ふらのワイン特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（5戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた15戦目は、白鳥座特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったコバツーペガサスからクビ差の2着に甘んじた。

8月26日、中0週で迎えた16戦目は、射手座特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で千葉津代士騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月7日、中5週で迎えた17戦目は、銀杏特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉津代士騎手（8戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた18戦目は、黄菊賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で千葉津代士騎手（9戦3勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月2日、中5週で迎えた19戦目は、アラブ王冠（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で千葉津代士騎手（10戦3勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。