スーパーユウゴ（2005年生、母モロウジュ）

スーパーユウゴ（2005年3月23日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のムーンバラッド（当時6歳）と交配したモロウジュが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、地方24戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2009年の成人の日特別(一般C1五)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ダーレー・ジャパンから「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、ダーレー・ジャパンから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、大谷正嗣によって598.5万円で落札された。

柿本政男厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2007年）

12月6日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

3歳（2008年）

1月9日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、伸びてきたライダーキック決め手に屈して半馬身差の2着となった。

2月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアイアイユメイロに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月3日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず2着となった。

6月12日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたワタリミラクル決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月29日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦のトマト特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（7戦1勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

9月7日、連闘で馬体重を前走から17kg絞って迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の有りの実特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

10月5日、中0週で迎えた12戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るカネショウトトサンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

10月21日、中1週で迎えた13戦目は、上冬特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエステルハージを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

11月17日、中3週で迎えた14戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C1五アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

11月25日、連闘で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったベルモントバリオスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月30日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、伸びてきたサンライトハーバー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

4歳（2009年）

1月12日、中1週で迎えた18戦目は、成人の日特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンビスタを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

2月10日、中3週で迎えた19戦目は、馬産地日高特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月13日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたトウショウヒルズ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月3日、中2週で迎えた21戦目は、清明特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた22戦目は、池袋特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

9月2日、約4か月半の休養明けで迎えた23戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1二アイ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

9月23日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた24戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。