コアレスウイッシュ（2005年生、母サクラクイン）

コアレスウイッシュ（2005年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時12歳）と交配したサクラクインが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は福山牧場。戦績は、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年のルーキーチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、福山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、福山牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、坂東牧場によって325.5万円で落札された。

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

8月8日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサノガーランドからハナ差の2着に甘んじた。

8月15日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスランバーをクビ差制して初勝利を挙げた。

10月9日、中7週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのステイゴールド賞（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアドマイヤマックス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2008年）

1月8日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月6日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた6戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

9月7日、中2週で迎えた9戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。