ミツワビクトリー（1983年生、母ミツワスワロー）

Mitsuwa Victory

1983.04.27

ミツワビクトリー（1983年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフジワールド（当時13歳）と交配したミツワスワローが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北冠牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

斎藤籌敬厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

6月1日、デビュー戦は4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は488kg。鞍上は安田富男騎手。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

6月15日、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着を確保した。

6月28日、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったキョウエイアケボノに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月20日、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のタイゼウスに4馬身の差をつけて勝利を物にした。

4歳（1987年）

3月29日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岩城博俊騎手。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。