エリカヴェネチア(2021年生、母First Passage)

Erika Venezia

2021.02.08

エリカヴェネチア(2021年2月8日)は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+イタリアの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のCurlin(当時17歳)と交配したFirst Passageが16歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉岡辰弥厩舎(栗東)へ入厩。

3歳(2024年)

1月13日、デビュー戦はR.R.キング騎手を鞍上に据えて、3歳新馬中山ダート1800m 晴/良)に出走。馬体重は486kg。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利京都ダート1900m 曇/良)に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフェヴリエをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

3月30日、中7週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス阪神ダート1800m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手(1戦1勝)。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

6月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス京都芝2400m 外回り 晴/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

7月13日、中3週で迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス函館芝2600m 晴/良)に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

11月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス京都ダート1800m 晴/稍重)に出走。鞍上は松山弘平騎手(2戦1勝)。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。