プーカ（2010年生、母ペニーホイッスル）

Phooka

2010.03.16

プーカ（2010年3月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「アイルランド地方の神話に登場する妖精名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時9歳）と交配したペニーホイッスルが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション 白老ファーム 。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

3歳のとき、社台コーポレーション白老ファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、飯岡牧場によって126万円で落札された。

キャロットクラブにて総額2,400万円（6万×400口）で一口馬主が募集された。

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月29日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったシャスターデイジーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月16日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2013年）

5月4日、約7か月半の休養明けで迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

7月7日、中8週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

8月24日、中4週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。