ヘリアンフォラ（2021年生、母サンシアトル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、芳住鉄兵から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、石瀬浩三によって363万円で落札された。

2歳（2023年）

9月29日、デビュー戦は本橋孝太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のローズデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアクトオブフェイスにクビ差届かず2着となった。

10月24日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のオーバルブーケに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月30日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のプルザトリガー・メモリアル（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のクラーベセクレタ・メモリアル（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のリトゥモに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦2勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3歳（2024年）

2月6日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、3歳戦の船橋フューチュリティマイル（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦2勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた7戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の花見月特別（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のクロッカススプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（6戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では非凡な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のフロックススプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（7戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた10戦目は、3歳オープンの若潮スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（8戦2勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

6月27日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦の伏姫特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したゲンパチルミナスを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

7月10日、中1週で迎えた12戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの優駿スプリント（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

8月21日、中5週で迎えた13戦目は、雁来月特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、ホタルブクロスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた15戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、フリージアスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2025年）

1月22日、中4週で迎えた16戦目は、カーバンクル賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（12戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた17戦目は、海神スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（13戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったドレッドに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月11日、中3週で迎えた18戦目は、マーチスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（14戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた19戦目は、鳥待月スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（15戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた20戦目は、清和月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（16戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

5月8日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、ネモフィラスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（17戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、スパイオンハートに半馬身交わされて2着となった。

6月5日、中3週で迎えた22戦目は、マリーゴールドスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（18戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のサポーズドトゥキルに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

7月6日、中3週で迎えた23戦目は、トケイソウスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本橋孝太騎手（19戦3勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、4着に入り込んだ。

7月31日、中3週で迎えた24戦目は、黒勾玉スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で本橋孝太騎手（20戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では閃光の如き末脚を繰り出したが、3着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、芳住鉄兵から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、石瀬浩三によって363万円で落札された。

石井勝男厩舎（船橋）へ入厩。

9月15日、中6週で迎えた25戦目は、クンツァイト賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で本橋孝太騎手（21戦3勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた26戦目は、ヘレニウムスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で本橋孝太騎手（22戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月6日、中4週で迎えた27戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、秋の山スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。