イチエイスワロー（1983年生、母イチエイチェリー）

Ichiei Swallow

1983.05.07

イチエイスワロー（1983年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマイスワロー（当時15歳）と交配したイチエイチェリーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北新牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

浅野武志厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月6日、デビュー戦は4歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。鞍上は田村正光騎手。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

1月19日、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

2月2日、4歳未勝利（中京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は塚越一弘騎手。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

2月16日、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、ワードンボーイにクビ差交わされて2着となった。

3月23日、4歳未勝利（中山ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4月12日、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月4日、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

7月5日、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

7月27日、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

10月19日、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は国兼正浩騎手。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

11月16日、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は成島正規騎手。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

4歳（1987年）

7月5日、5歳以上400万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。